1.【作業服の男】

見た者すべてに災いが降りかかる呪いのビデオ。
旅行に行ったあるカップルが電車内で撮影したビデオに作業服の男の霊が映っていた…。
その映像を撮影した投稿者の恋人は失踪、ビデオを見た者は次々と危険な目に…。


火を点けてないのに花火が突然爆発だと・・・。
ただの不良品じゃねーか！！
何でもかんでも幽霊のしわさにしてんじゃねーよ！！
妖怪ウォッチか！！
大火傷したんなら、まずメーカーに訴えろや！！


投稿者「不思議だなぁ～」


じゃねーよ！！
幽霊のしわさより、まず花火の不良を疑うだろうが！！


あと、肝心の幽霊なんだけど、あんだけ散々引っ張といて、ただ窓にハゲジジイが写ってるだけかよ！！
投稿者の、


投稿者「後ろに人はいなかった・・・」


がなかったら、ただの日常風景だよ！！
映像を観た人に恐ろしい災いが降りかかるんなら、もっと怨念じみた死を連想させるような悍ましい映像じゃないと全く説得力がないぞ！！



2.【窓の外を落下する光】

修学旅行で泊まった旅館で談笑している女子高生。
その窓の外を光の輪のようなものが落下していく。
その旅館ではかつて飛び降り自殺があったという…。


ナレーション「悲鳴を上げる少女の顔に見えるが貴方にはどう見えただろうか・・・」

いや、全然少女に見えねーよ！！
これをどう見たら人の顔に見えるんだよ！！！
「銀魂」に登場する白い手の曲がったジャスタウェイにしか見えねーよ！！
上の部屋にいる学生が、窓からジャスタウェイぶん投げたんじゃないか・・・。



3.【サイドミラーに映る女の顔】

ビデオカメラを購入した投稿者が試し撮りがてら車の中でビデオをまわしていた。
そのミラーに苦悩に歪む女の顔が…。


え、これが女性・・・！？
一体何をどう見たら、これが苦悩に歪む女性の顔に見えるんだ・・・。
いつから全国の女性は、苦悩すると丸ハゲになると認識されるようになったんですかね・・・。
普通に「超時空要塞マクロス」に登場するゼントラーディ人にしか見えないけどな。
そもそも初めてのビデオカメラの試し撮りなのに、何でサイドミラーばっかり映すんだ？？
普通、車中でビデオカメラをまわすんなら、運転席の人か風景じゃないのか？？
まるでサイドミラーにゼントラーディ人が写るのを知ってるかのようだな・・・。

あと、細かいかもしれないけど、初めてのビデオカメラなのに何で常にピントが合ってんですかね？？
普通、初心者がビデオカメラで色々と対象物を変えて写したら大きくピントを外すと思うんだけど・・・。



4.【自主映画に映った男の影】

青春ものの自主映画を撮影していた投稿者。
ライトの前には役者しかいないはずなのに何者かの影が映りこんでいる…。


幽霊に悪意など負のオーラが感じられず、何気なく映画の撮影を見に来たようにしか見えないので、特に怖くない。
過去に人体実験が行われた場所といった設定を付けるのなら、何かしら怨念じみた映像の方がいいと思うのだが・・・。
例えば、映像内に何かしら死を連想させるような声が入っていたり、ただの影ではなく禍々しいどす黒いオーラのようなものだったり・・・。
幾らでも良くなると思うんだけどな。


5.【神社の木に浮かぶ顔】

犬の散歩の途中で立ち寄った神社。
その敷地に植えられている木をよく見ると…。


顔って言いたいのか？？
残念、ただの木だよ。
あと、撮影者は犬をほっといて何で木を撮影してるのかな？？



6.【壁からのぞく白い影】

何気なく友人達の姿を撮影していたビデオ。
背後の建物の壁に白く浮かぶ霊が…。


何で自販機でジュース買う所をビデオカメラで撮影しようと思ったな・・・。
肝心の幽霊は、紙のようにペラッペラで薄く、すかしっ屁だけで遥か彼方に吹っ飛びそうな貧弱そうな幽霊なので微塵も怖くない。
恐らく何かしらの写真を加工して、映像に貼り付けて動かしただけじゃないかな・・・。


7.【踏切りに現われた足】

７年間で６件もの飛び込み自殺があり、地元でも有名な踏切り。
その踏切りに設置された監視カメラに足だけが歩いている奇妙な映像が・・・。



踏切にいる少年の地縛霊が、踏切に近づく人を巧みに誘導し走ってきた電車で轢き殺す、といった極悪非道の幽霊が出現する話。
生存者の話に依ると、


生存者「その時の記憶はないですね～」


と、近づいたものの意識を飛ばすといった恐ろしい能力も持ち合わせているらしい。
しかし、よーく生存者の話を聞いてみると、


生存者「正面の踏切に・・・男の子ですね。小学校の低学年くらい・・・その男の子がですね、いきなり踏切の中に入ってきて・・・その時「助けなきゃ！！」って思っちゃって、そして踏切の中に入ったんですよ～・・・」


いやいや・・・鮮明に覚えてるじゃねーか！！
全然記憶あるよ！！

自殺に誘う男の子の幽霊も問題だが、それ以上にあの踏切の位置の方が問題じゃないか？？
だって踏切超えて1mもしたらT字路だぞ！！
そのT字路で渋滞が起きたら、踏切側の車かなり危なくないか？？
もし、そのタイミングで電車が来たら、待ってる車吹っ飛ばされるぞ！！


8.【事故を予知した警告の映像か…】

川原でバーベキューを楽しんでいた投稿者。
参加者の１人の右足の膝から下が消えてしまっている。
その後、その人物はバイク事故を起こし右足を骨折してしまった…。


明らかに足を画像処理で消したような跡があるんだけど、これは一体どういう事なのかな・・・。

そういえば、高校生の時に女性のスカートの中を盗撮する事を趣味とし、それを自慢していた「すくる（大体仮名）」というゴミ野郎がいたが、何気なくそいつを携帯のカメラで撮影したら「すくる」の片脚がない心霊写真が撮れた事もあったなぁ・・・。
今考えると、足が曲がってたのかもしれないけど・・・。
高校卒業時に原付（スーパーカブ）を改造して時速130キロまで出せると虚言癖を疑わせるような事を言っていたが、事故以上に精神病棟に隔離されていないかが心配だよ。



9.【子供を呼ぶ声】

仲睦まじい幼い子供と妻をビデオで撮影していた投稿者。
突然、背後で「あけみちゃん」という女性の声がする。
そこには誰も居なかったのだが…。


普通、思わず声の方向にカメラを向けるか？？
唐突に真横で声が聞こえたら、カメラを持った手はそのままで、反射的に顔だけをそっちに向けると思うのだが・・・。
それにしても、オーバーリアクションすぎじゃないか？？

嘘臭い演技は問題だが、肝心の幽霊の声はかなりいい！！
増田明美のように、綺麗で落ち着いた声質なのだが、どこかしら物寂しく、死を連想させるような静かな恐怖をしっかりと声で表現している。
声はかなりいいんだけど、その後に登場する音響粒子学研究所の貝原所長の登場により、この話のクオリティを著しく下げている。


貝原所長「分析の結果、あけみちゃんと言っていますね！！」


分析せんでも、そんな事誰でも分かるわ！！


貝原所長「女の子の名前ですね。」


だから分かるって！！


貝原所長「実はこの撮影で使われたカメラはね・・・マイクがステレオになっているんで、どこの位置から声が聞こえたか距離から角度まで分かるんですよ（￣^￣*）どうだ！」


声だけで、その発した人の位置を特定するのは凄いんだけど・・・。
あんたが持ってるそのカメラ、撮影者が使用してたカメラじゃなくて、あんたのカメラだよね・・・。
大きさから形状から何からかにまで、投稿者が使っていたカメラと全くの別物なんだけど・・・。
あんたの持ってるそのごっついプロ仕様のカメラのスペックをベースにして、声の位置を特定なんて出来んの？？


って、出来るんかい！！

そして、「あけみちゃん」と話した位置に注目すると・・・。

まあ、何かいるにはいるんだけど・・・完全に「スクリーム」のマスクだよね・・・。
こんな奴が増田明美みたいな綺麗な声を出す訳ねーだろが　(　ﾟДﾟ)ｳﾞｫｹ!!

完全に貝原所長パートいらねーよ！！！

きた！何故か気まぐれに、不定期に呪いのビデオの過去シリーズが登録されます。欠番だらけですが、今シリーズは全て見ているので登録され次第Markしていきます。さて、この2はほん呪シリーズの中でも屈指の名作です。「あけみちゃん…」といい、森の中にひっそりと不気味な顔が映る女は今でも忘れられないですし、踏切の足も名作。そしてなによりも、映像のインパクトはそれほどですが、見ると呪われるという「作業服の男」が伝説的存在となってます。どうやら初代VHS版がマジでやばかったらしく、DVDとなった今はそのバージョンを見ることは不可能ですが、ほん呪の中でも記憶に残りやすい屈指の名作と言えるでしょう。

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検証、インタビューなど、相変わらずの焦らしが凄い。怖いの早く頂戴ってなります。監視カメラの映像と言うこともあり、踏み切りに現れる足が雰囲気が一番怖かったです。