グリム童話の「白雪姫」をベースにした韓国産アニメ。赤い靴を履いたときだけ美しい容姿になれる白雪姫が、小人の姿に変えられた王子たちと悪の魔女に戦いを挑むファンタジー。
赤い靴履いていない時はぽっちゃりとした容姿の白雪姫、靴の魔法によって綺麗でいられている彼女とは正反対に、本当はイケメン王子なのに、呪いによってブサイクな小人にされてしまってる王子たち。
互いに悪の魔女に立ち向かいたいという目標は同じだけど、呪いが解けて欲しくない白雪姫にとっては複雑な戦い。
容姿史上主義の韓国だからこそシビアな視点で描いたファンタジーだから面白い。
「愛しのローズマリー」なんかが好きな人は特にはまるのではないかな？
他にも色んなファンタジーを詰め込んだパロディ感が楽しめる。
映像はまだまだ伸びしろはあるものの、ストーリーはとても良くできていて、ディズニーアニメとも引けを取らないので、日本もおちおちしてらんない。
子どもだけではもったいない、大人も十分楽しめる作品でした。
