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愛がなんだのkazu1961のレビュー・感想・評価

愛がなんだ(2018年製作の映画)
3.4
▪️Title :「愛がなんだ」
Original Title :※※※
▪️Release Date:2019/04/19
▪️Production Country:日本
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record :2019-258
▪️My Review
女性に大ウケしてロングランヒットになったのも、何となくうなずけますね。。わたし的には少しイタかったですけど。
主演に岸井ゆきの、共演に成田凌、深川麻衣、若葉竜也、江口のりこなど多彩な俳優を迎え、直木賞作家・角田光代の原作小説を新世代の恋愛映画の旗手と呼ばれる今泉監督が映画化した本作。昨年の第31回東京国際映画祭・コンペティション部門に、日本映画として『半世界』とともに出品されたことも話題となりました。
当初は全国72館で公開されましたが、10代後半〜30代の女性やカップルを中心にSNSや口コミで評判となり、独立系の低予算作品としてはあまり例を見ないロングランヒットを記録したんですね。
角田光代のみずみずしくも濃密な片思い小説を、“正解のない恋の形”を模索し続ける恋愛映画の旗手、今泉力哉監督が見事に映画化しています。
主人公テルコ、マモちゃん、テルコの友達の葉子、葉子を追いかけるナカハラ、マモちゃんがあこがれるすみれ…彼らの関係があまりにもリアルで、ヒリヒリして、きっとそんな事を感じる人が多いのでしょうね。
最初はマモルのだらしなさ、テルコの恋愛依存になんともはや。。と思いながら観ていましたが、不思議と最後は嫌な感じがしなかったですね。
イタくて、時々コワい言動を見せる登場人物ばかりながら、憎々しいほどの“悪い人”は誰ひとりいない。そんなキャラクターたちを見事に体現した俳優陣とキャスティングの妙も注目ですね。
これもまあ、ありの世界観ですね。

▪️Overview
直木賞作家・角田光代の同名恋愛小説を、今泉力哉監督で映画化。「おじいちゃん、死んじゃったって。」の岸井ゆきの、「キセキ あの日のソビト」の成田凌の共演でアラサー女性の片思い恋愛ドラマが展開する。28歳のOL山田テルコ。マモルに一目ぼれした5カ月前から、テルコの生活はマモル中心となってしまった。仕事中、真夜中と、どんな状況でもマモルが最優先。仕事を失いかけても、友だちから冷ややかな目で見られても、とにかくマモル一筋の毎日を送っていた。しかし、そんなテルコの熱い思いとは裏腹に、マモルはテルコにまったく恋愛感情がなく、マモルにとってテルコは単なる都合のいい女でしかなかった。テルコがマモルの部屋に泊まったことをきっかけに、2人は急接近したかに思えたが、ある日を境にマモルからの連絡が突然途絶えてしまう。出演は、岸井ゆきの、成田凌、深川麻衣、若葉竜也、穂志もえか、中島歩、片岡礼子、筒井真理子、江口のりこ。
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