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無宿者のcinefilsのレビュー・感想・評価

無宿者(1945年製作の映画)
3.4
原作アラン・ルメイ
脚本ナナリー・ジョンソン
撮影ミルトン・クラスナー

なんだか主人公の考えにまったく共感できないまま進行していく。シンプルな話なのに妙にゴチャゴチャした感がある。

が、窓越しにライフルで狙うシーンなど、奥行をうまく使い、ワンショットで距離感も表現しているところなど、単純にいいなあと思ってしまう。

豪快なスクリーン・プロセス、明らかな書き割りなど、ゲーリー・クーパーというスターが出ていても(製作者も兼ねている)当時の低予算映画という感じ。
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