キャプテンプリン

劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~のキャプテンプリンのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

前作「リズと青い鳥」を観ているかどうかで印象が大きく変わるんではないかな。

結果としては「負け試合」ではあるんですが、そこに至るまでの努力であったり、全力であったりがしっかり描かれていることもあって、優子先輩よろしく我々も実に清々しく感じました。

次は必ず全国で金という目標(誓い)が、今後どのように果たされていくのか、次作への期待に繋がる重要なダメ金でしたね。

あとは、さすがの作画クオリティ。
音楽の表現も耳心地が良く、前作「リズ」と重ね合わせることで、第三楽章のヒリヒリした雰囲気には滾るものがありました。

私は演奏シーンを聴いても善し悪しが全然分からないので(笑)文脈から読みとるしかできないんですが、それぞれの成長を大きく感じられた演奏シーンだったと思います。

音楽を聴く耳がある人って、チューバが良くなったとか、フルートがオーボエに負けてないとか、そういうの分かるんでしょうか?すごいね!?

強いて残念ポイントを上げるとするなら、尺の都合とか、伏線とかフラグとか、そういうのが見えてしまっていて、メタ的な見方をしてしまうというのが感じられました。
関西大会の演奏前に「ここは時短で!」とか余計なことを考えてしまい、フル尺のリズが始まったときに「負け」が確定してしまうというか。

アニメseason2の、まさかの全国大会演奏なし!があるので、その限りではないんでしょうけど、余計なこと考えちゃいましたね。

そういう見方、良くないです!
私もミドリ先輩に叱られたいです。