これ観てなかったんですよねー。
古い作品見慣れていない人は、「面白くない!」と思うかもしれない要素は色々あります。
でもね、その皆さんが既視感に襲われるのは、後世のみんながさんざ真似したからですよねー。
なんかね、無骨なパワフルさを感じるんです。
時代もあるけど、今って精細なリアリティを気にするじゃないですか。心情表現なんかね。
父親が小さい息子を殴るシーンなんかね、たぶん「何故母親は怒らないんだ!」とか、「なんで普通に観戦するかなあ」とか思うに違いない。
けどこのシーンには当時から未だ続く雇用の問題が背景にあるし、男の柔なプライドが表現されていて、おそらくそれは犯人との紙一重何が違うのかを考えさせるポイントにも思えるわけですよ。銃を人々に向けるのか、子供や妻に理不尽な怒りをぶつけるのと、根っこは同じだけど法に触れるかは異なるわけで。
で、これは〈こうやって観てくださいね〉といった丁寧な演出でもない。・・だから武骨ですよね。
これ以外にも刑事のプライドや、映画として初めてSWATを描いたのがコレらしいので、その隊長との比較とかね。
そして犯人は誰??っていうね‼️w
あと、照明から吊るされたSWAT隊員なんですけど、このシーンって、あとでオマージュしてるの何でしたっけ⁉️マジ思い出せない・・w