これは、現代の社会に生きている人の全てが観るべき映画の一つだと思います!
法律による女性の保護が、社会の変化によって、人々を固定観念に縛り付けたり、差別を助長してしまっている。これは、憲法の下で違憲であると男女平等裁判に挑んだアメリカの女性弁護士ルース ギンズバーグの実話です。
前例のない案件なので、たくさんの障害や偏見があります。それを、ルース(キキ)は、家族に支えられながら、時には迷いながら、自分の信念を貫きます。
すごく共感出来るし、日本も良く似た環境なので、とても良く分かります。たくさんの人に観てもらいたい映画ですね。
また、映画としても非常に良く出来ており、息をつく間もなくすごく引き込まれ、あっと言い間にストーリーが進んで行きます。
原題は、”on the basis of sex”なので、「性別に基づいて」と言う感じでしょうか。日本語タイトルと、ずいぶん違う感じですね。