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西遊記 女人国の戦いのmauのネタバレレビュー・内容・結末

西遊記 女人国の戦い(2018年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

西遊記3作目。
今回は三蔵一行が女人国に迷い込む所から始まる。冒頭のパンツがどこかに行った悟空の愛らしい姿から始まるんだけど、三蔵が刺繍して穴を補修してくれる。オカンかよ。
その後🇨🇳名物、恋に落ちる時はスローモーションでくるくる回るが実施される。崖から落ちた後、女王はその後バサラ幸村の如く鹿の背に乗って登場する。全部笑ってしまう。
八戒は頭にかぼちゃパンツ乗せた帽子被ってて可愛い。山に木霊する八戒の「しぃ〜〜ふぅ〜〜!」かわいい。最早三蔵をママ扱いである。
そして仙人じゃないのにも関わらず、当たり前の様に舞空術で逃げる三蔵一行。
多分今回のテーマは天命か愛か、どちらかしか選べない報われない愛がテーマな気がする。母も娘も同じく報われない恋に落ちるのはそれもまた運命なんかな。
母に振り回された河の主可哀想。
やはりただの人間である三蔵は天命があるにも関わらず、恋に落ちて心を乱す所が前作と全く変わってない…マジでお前人間何回目だよ…9回は転生してるはずなのにな。
全体的に悲恋からくる悲しい雰囲気を纏う今作だけど、コミカルな所はめちゃくちゃコミカル。毎回必ず呼び出される観音菩薩とあれは大日如来だったのかは謎だけど、三蔵に天界も振り回され過ぎじゃない?
最終的に三蔵一行はまた天竺へ取経の旅に戻るんだけど、これで終わるのは残念だな。寂しいなって感じだ。
紅孩児との出会いも続きで描いて欲しかったな。
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