chikudamax

ともしびのchikudamaxのレビュー・感想・評価

ともしび(2017年製作の映画)
3.7
老人の営みと苦痛が静かに描かれている。喜びと悲しみの果てに行き着く場所は生への先に存在する幻なのか?時は容赦なく過ぎて肉体と精神を蝕み、やがて朽ち果ててゆく。シャーロット・ランプリングの存在感がこの映画のすべてであり、老人という概念ではない人間の終焉への道程を描いた作品。
chikudamax

chikudamax