C750

空母いぶきのC750のレビュー・感想・評価

空母いぶき(2019年製作の映画)
-
空母いぶきの実写は観たいと思わなかった。しかしWOWOWで途中から視聴した。単刀直入な感想は なにもかもが安い。軽薄すぎる。というとこだろう。

戦闘若しくは戦になれば専守防衛など世迷い言を言っている暇はない。
この安い芸人と安っぽい演技に虫唾が走る。
原作はもっと切迫している。常に今のイージス艦を含む空母打撃群を描いている。
しかし実写は東亜連邦?笑わせる。
いつまでもこんなアホな大義をかざして日本は戦争はしてはいけない。相手の命が大事?アホか?そもそも今の日本政府が防衛出動を発出できると思う日本人はどこか抜けている。

そんな簡単に自衛隊が防衛出動をできると思うなら。とっくにやってますわ。
飴さんが許可を出して初めて動ける我が自衛隊が一国の総理の一言で動かせるという演出は誤解を与えかねない。

今後の日本人は必ず自衛隊が戦に行く日を目の当たりにするだろう。そのときに自衛隊が前線に出る日は飴さんの盾になる軍としての初陣となる。

そういうヒリヒリ感が空母いぶきという作品からは感じない。映画はもちろん原作も楽観視しすぎだ。現に我が国は亡国前夜。この日本の現状は空母いぶきの世界より遥かに深刻であることを鑑みても
この作品の演出は一昔前の作風と言えよう。娯楽だが娯楽を娯楽と描く現代戦争映画はだいたいが現実味を出そうとして失敗する。
C750

C750

C750さんの鑑賞した映画