スープ大臣

希望の灯りのスープ大臣のレビュー・感想・評価

希望の灯り(2018年製作の映画)
2.8
真っ暗な夜のドイツのゲルマンシティーに光る一筋の光、スーパーマーケットにて在庫管理をする無口な主人公を取り巻く静かで趣深い和室のお香のようなストーリーだけどそれはジャポネーゼ的なのでドイツ風に言うと焦げたソーセージの上をマスタードではなく液体金粉が沿っていくようなお話で風流はあるので気持に余裕がある夜中に一人でそっと鑑賞するのには適しているが、刺激やストーリー性を求めるとガッカリするかもしれないしそれはフランクフルトにケチャップを入れ忘れられて裸のフランクを食す物足りなさがあるかもしれない。ファッションは引き算が大事と、よくカリスマ前髪濡れ濡れ主婦モデルがよく言うが映画もその要素も存分にあると思わせてくれる品性映画。