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どこでもない、ここしかない No Where,Now Hereのごーのレビュー・感想・評価

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TUFS Cinema バルカン半島 映画特集にて
リム・カーワイ監督、鈴木健太[神田外語大学講師]トークの回を鑑賞。

リム・カーワイ監督のバルカン3部作の1作目。

スロベニアに住む北マケドニア出身のトルコ人フェルディは、妻がいるが観光客の女性や友人の彼女に手を出す軽薄な男。不信感を募らす妻に向き合わず、逃げられてしまう。
妻を追い北マケドニアまで行き、友人や外国人労働者を雇い彼女への想いを表す。

フェルディは監督が現地で出会った実在の人物で、作中のキャラの通りとのこと。イスラム教徒なのにタバコを吸い酒を飲み、女性に声をかける。その彼が結婚することになり、本作の着想を得たという。
最新作では彼とその息子、作中に出てきた壁も出てくるもよう。

日本人観光客の「パワースポット」という言葉が通じないのが可笑しかった。
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