このレビューはネタバレを含みます
魔神仔の正体が単なる山の妖怪や魔物というより人間が生み出した怨霊に近く、道理の通った因果応報な話と分かるので一応スッキリ。身に覚えのある人は確かにゾッとするだろう。
ただ、新しく登場する二人の母親がどちらもシングルマザーで、父親の存在がやたらと希薄で当たり前のように全ての負い目を母親だけが引き受けさせられている不条理にモヤモヤした。諸悪の根源の父親だって呪われるべきだろうに。
虎の神様?になれる兄ちゃんの活躍は土着の祭祀ぽくて良かったがクライマックスでの戦闘が完全に一昔前のゲーム動画レベルのCGで拍子抜け。
第一章で主演の超美人ティファニー・シューが変わり果てた姿で現れたときは素で分からなくて仰天した。眉毛は大事(笑)。
一方、こっちで主演のレイニー・ヤンの見た目が若すぎてどうみても高校生の母親に見えない問題はずーっとひっかかった。現地では何歳ぐらいから子ども生むのか知らんが違和感ないのだろうか。
最後に登場する新米母親に至っては完全に子どもが子どもを生んじゃってますが大丈夫なん?と別の意味で心配になっちゃうエンディング。まあ少なくとも父親も一緒に笑ってるし、いいのか・・。