leyla

グッバイガールのleylaのレビュー・感想・評価

グッバイガール(1977年製作の映画)
3.7
テンポよく、軽妙な会話が楽しいラブコメディ。細部までウィットに富んだセリフがみっちり詰まっていて膨大なセリフ量。まるで舞台劇を観ているよう。

ストーリーというよりは、俳優陣のエネルギッシュなセリフのやりとりを楽しむべき作品だと思います。

脚本はニール・サイモン。「おかしな二人」のジャック・レモンとウォルター・マッソーの掛け合いも最高でしたが、それを思い出しました。

ニール・サイモンは当時、主役のマーシャ・メイスンと結婚していて彼女のために書いたんだとか。

33歳のポーラは子持ちで、男運がなく、俳優とつきあっては捨てられている。彼女を捨てて出て行った男が、住んでいる部屋を勝手に他人に貸してしまった。出て行くお金もないので、仕方なく新しい同居人エリオットと3人で住むことに。新しい同居人も俳優だったため、ポーラはつい冷たくあたってしまうのだが…。

ベタな展開ではあるけれど、リチャード・ドレイファスとマーシャ・メイスンが、絶妙な間合いで演じていて引き込まれます。

ハーバート・ロス監督らしく、爽やかな気持ちになれるハートウォーミングな作品でした。

娘ちゃん、可愛かった💕
leyla

leyla