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I am Sam アイ・アム・サムのkazu1961のレビュー・感想・評価

I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)
4.4
▪️Title :「I am Sam アイ・アム・サム」
Original Title :「I am Sam」
▪️Release Date:2002/06/08
▪️Production Country:アメリカ
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record :2019-200 再鑑賞
▪️My Review
公開当時、最初に鑑賞した時、開始15分からエンディングまで涙が止まりませんでした。温かい涙がぴったりのそんな作品です。
主人公サム、7歳の知能でも誰よりも誰に対しても愛情深くて優しくて素晴らしいキャラクターですね。大人になればなるほど純真な心がなくなっていく、そんな現実を変えていくべきなんでしょうね。
気がつくと、いつもストーリーにはどっぷり入り込んでいます。障害を抱えながらも大切に愛を育んできたサムとルーシー。彼女を取り戻そうとするサムを、一緒になって応援してしまいます。
そして何よりサム役のショーン・ペンとルーシー役のダコタ・ファニングの演技が素晴らしいですね。知的障害を持つ難しい役を完璧に演じたショーンはアカデミー主演男優賞にノミネートされ、ダコタは放送映画批評家協会賞、ゴールデン・サテライト賞、ラスベガス映画批評家協会賞、ヤング・アーティスト賞を受賞し、映画俳優組合賞の助演女優賞にも最年少でノミネートされました。
さらに本作の素晴らしさに音楽があります。この映画には、多くのビートルズの楽曲が使われています。これは、取材先の障害者施設の利用者の多くがビートルズが好きであったためだそうです。しかし、ビートルズの楽曲を使うには膨大な予算が生じてしまうため、多くの豪華アーティストによるビートルズのカヴァーを行ったが、逆にそれが話題となったんですね。
心温まるステキな作品です!!

▪️Overview
知的障害を持つ父親と、幼い娘との純粋な愛をビートルズの曲とともに描いたドラマ映画。
7歳の知能しか持たないサムは、コーヒーショップで働きながら、ひとり娘ルーシーを育てるが、ソーシャル・ワーカーに娘を取り上げられ、敏腕女性弁護士に助けを求める。彼女は夫と息子との関係に悩んでいた。監督は「コリーナ、コリーナ」(監督・脚本)、「グッドナイト・ムーン」「ストーリー・オブ・ラブ」(脚本)と家族愛を描き続けた女流ジェシー・ネルソン。主人公の友人役で実際に知的障害を持つ人々も出演。父親役のショーン・ペンがアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。娘役のダコタ・ファニングは放送映画批評家協会賞、ゴールデン・サテライト賞、ラスベガス映画批評家協会賞、ヤング・アーティスト賞を受賞し、映画俳優組合賞の助演女優賞にも最年少でノミネートされた。
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