思い出したらしょうもないのだけれど、実はすごく楽しかったバカみたいな一夜みたいなの、を延々と続ける映画。
だから、あんまり面白くないけど、刺さった。
結局、彼らの生き方自体はイランから出てもあんま…
祖国に帰ってしまう友達のため、その前にフランス国内を旅しようとする中年おじさん3人組のリアルロードムービー。常に私的な会話を淡々とするためドキュメンタリーに近い感覚ではある。その会話の内容が聞いてい…
>>続きを読むBSの何ちゃら紀行みたいにオッサン3人が私的な話をしながらダラダラと旅してるだけで、ロードムービーというよりもドキュメンタリーに近い。オフビートの面を被りつつも核心をついてますよ感を唐突に出してくる…
>>続きを読むあまりにもリアル。
勿論いい意味で。
国に帰った方が楽だけど、この国にいた方が自然でいられるっていうの、分かりすぎる。
大学生の時の、自由なのに自分以外の何者にもなれなくて、どこにも行けない感じ。
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ラスト20分あたりからストーリーに内包された意味みたいなものがグググっと迫ってきて、それが悲しみを帯びたものだったこともあり、とても切ない気持ちになりました。
その切なさはタイトルが示す夏の終わりに…
2018.2.4 青山シアター
myFFF2018
コメディかと思ったら、だんだん重くなってくるロードムービー。
イランにはなかなか複雑な兵役事情があるらしいけれど、兵役を逃れるために太ったとい…
【移民の苦悩】
李良枝の『由煕』で描かれる、移民のアイデンティティにまつわる苦悩は、海外で結構映画になっていることに気づく。
本作は、フランスに勉強しに来たイランの若者がフランスに馴染めず帰郷する…
何でもない会話がおもしろい。
ふつうのおじさん三人のロードムービー。話して静かになってまた話して、その中で時々音楽が入ってきたり、遊園地が飛び込んできたり。そのゆるい抑揚にひきこまれる。
どうでも…