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青夏 きみに恋した30日のqpのレビュー・感想・評価

青夏 きみに恋した30日(2018年製作の映画)
2.0
 理緒は東京に住む運命の出会いに憧れる女子高生です。夏休みに過疎化が進む村の祖母の家の近くで、村のかっこいい男性、吟蔵に助けられて恋に落ちる話です。

 理緒は勝手に恋していて、恋に恋する女子高生感が前面に出ています。吟蔵への告白も言ってしまった感があり、早いと思いました。理緒は吟蔵のことを思って東京でのチャレンジを後押ししますが、自分が村に来て何かしてあげようという気がないのが、一方的な感じがします。

 弟や祖母、吟蔵の将来の嫁などがもっとシーンにいても良いのに全然出てこないのが不自然に感じました。村の友達もキャラが弱く、結果、村のイベントも弱く見えました。

 全体的に先が読める分かりやすい青春恋愛ものです。偶然なことがあっても驚かずに受け入れられたり、突然背景が変わってファンタジー風になるなどが個人的にはちょっと外れていなと感じました。

 あまり有名人は出ていないからか、悪い意味で平凡に感じました。でも、主題歌は好きです。
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