『1987、ある闘いの真実』(17年)観了。CJエンタテインメント配給。『タクシー運転手～』の光州事件から7年後、韓国｢6月民主抗争｣を映画化。
序盤は解り難く観進めるのが辛いけど多数の豪華キャストの熱演に終盤は没入。キム・ユンソク(『海にかかる霧』『天命の城』)やハ・ジョンウ(『お嬢さん』)はドラマを避け映画に主軸置いてるんだナ。紅一点キム・テリはその後の更なる活躍を予見させる輝き✨ 因みににキム・テリはユ・ヘジンとは『スペース・スウィーパーズ』で、ハ・ジョンウとは『お嬢さん』で共演。
登場人物のうち、ユ・ヘジンとキム・テリが演ぢたキャラクター以外は実在の人物とのこと(汗)
70年生れチャン・ジュナン監督は13年の『ファイ 悪魔に育てられた少年』も高評価らしくそのうち観たい。
百想芸術大賞と青龍映画賞最優秀作品賞W受賞が肯ける傑作でIMDb7.8と世評も裏付け。韓国歴代興収52位のヒット作でもある。
何より考えさせられたのは今の日本の政治的分断との対比で、22年時点で報道の自由度ランキングは韓国が43位に対して日本は71位。気質の違いもあって日本では人民運動による地殻変動は起きないだろうナ…
