王冠と霜月いつか

悪魔の奴隷の王冠と霜月いつかのレビュー・感想・評価

悪魔の奴隷(2017年製作の映画)
3.5
熱いぞ!アジアンホラー

呪餐:悪魔の奴隷の前作で、呪餐を観るなら、まず此方を観ておかないとわからない。という事で、急遽鑑賞。

ジャンプスケアや、死角に映り込む何者かと言った鉄板的ホラー演出が連続するので、しっかり怖いですが、そこまで説明しませんよ、野暮でしょ?的なストーリー展開なので、ちょっと意味が解りづらい点も幾つかあります。それもこの映画の良さかもしれません。わからないからこそ恐ろしい。

個人的な好みを言うと、主演女優のインドネシアの吉岡里帆(と呼ばれているかは不明)、タラ・バスロが◎です。

インドネシアの死霊館とも言われる今作、母親が鳴らす呼び鈴の音が、本家死霊館のオルゴールみたいな怖さを醸し出しています。

呪餐を観るなら、やはり此方を観ておかないとわからないです。観ていてもわからない点も多いので。あと、エンディングが小洒落てて好きです。

スコアは、万人におすすめ出来るジャンルではありませんが、ホラー好きなら観ても損はしないでしょう。