ブルームーン男爵

15時17分、パリ行きのブルームーン男爵のレビュー・感想・評価

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)
3.7
2015年8月21日、アムステルダム発パリ行きの高速列車タリスが発車したが、そこでテロ事件が発生。そのテロを取り押さえた3名の米国人の半生を軸に描いている。

事件のシーンより、事件を救った3名の米国人の半生に重きが置かれている。特に大きな事件でもなく、94分と短めで、映画としては佳作という感じ。しかし、大きな事件にならなかったのは、未然に防がれたテロだからだ。大規模なテロを未然に防いだ3人は、まさに英雄だと思う。

人間ってどこでどうなるか分からない。同じ場面に遭遇したら、どう対処しただろうかと想像してしまう。犯人と果敢に戦う3人と、彼らの人生が良い塩梅に重なっていたと思う。