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名探偵ピカチュウのkazu1961のレビュー・感想・評価

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)
3.8
▪️Title :「名探偵ピカチュウ」
Original Title :「Pokemon Detective Pikachu」
▪️Release Date:2019/05/04
▪️Production Country:アメリカ
🏆Main Awards
※※※
▪️Appreciation Record :2019-109
▪️My Review
思ったよりも面白い!!
制作陣の強い想い、ポケモンファンにも納得して観てもらうことに徹したそうです。
そのためのキャスティング。「ダークナイト」「パシフィック・リム」シリーズを手掛けたレジェンダリー・ピクチャーズが最高峰のスタッフ・キャストを集結させ、ポケモンの世界を現実にしたんですね。
登場するポケモンは、フシギダネ、リザードン、プリン、コダック、ウィンディ、カイリキー、ベロリンガ、バリヤード、カビゴン、ミュウツー、エイパム、ブルー、ルンパッパ、ドゴーム、ネマシュ、ドダイドス、カラカラ、ゲッコウガ、メタモン、カメックス、ゲンガー、ピジョット、ドードリオ、ケンタロス、コイキング、ギャラドス、イーブイ、ブースター、キモリなど多数。かわいいものから、ユーモラスなもの、勇ましいものまで、様々なタイプのポケモンが、特徴をしっかり捉えたCGで再現されています。
賛否はあるかと思いますが、ポケモンたちの質感表現は「動物、植物、鉱石など、自然界由来のもので検討した」といいます。
ピカチュウにふさふさの毛を生やしたのは「ただの黄色い風船みたいになっちゃう」事態を避けるためで、カビゴンにも同様に毛並みを与えたのは「プラスチックみたいなカビゴンはリアルじゃない」ためだそうです。作品にを観ていくと、だんだんそれが自然に感じられてくるから不思議ですね。
特に「見た目はカワイイのに、中身は“おっさん”!? 」、ライアン・レイノルズがモーションキャプチャで演じたピカチュウは、生意気だけど憎めない、全く新しいピカチュウになっています。(ああそうなんだ!!とラストで分かります)
あと、日本代表の渡辺謙演じるヨシダ警部補のポケモン・ブルーは、パートナーであるヨシダを彷彿させるようなイカつく、人間味のある表情が印象的です。竹内涼真もカメオ出演!!
ストーリー展開も、実はこの作品は、父と子の関係を描きながら、“いつだってやり直しは効く”というメッセージを含んだ、感動作になっていますね。
エンドロールは最高!!
まあ、ポケモンファンにも楽しめる作品についてなってるかと!!
▪️Overview
世界的人気を誇る日本発のゲーム「ポケットモンスター」シリーズの「名探偵ピカチュウ」をハリウッドで実写映画化。子どもの頃にポケモンが大好きだった青年ティムは、ポケモンにまつわる事件の捜査へ向かった父ハリーが家に戻らなかったことをきっかけに、ポケモンを遠ざけるように。ある日、ハリーの同僚だったヨシダ警部から、ハリーが事故で亡くなったとの知らせが入る。父の荷物を整理するため、人間とポケモンが共存する街ライムシティへ向かったティムは、自分にしか聞こえない人間の言葉を話す“名探偵ピカチュウ”と出会う。かつてハリーの相棒だったという名探偵ピカチュウは、ハリーがまだ生きていると確信しており……。「デッドプール」シリーズのライアン・レイノルズが名探偵ピカチュウの声を担当し、「ジュラシック・ワールド 炎の王国」のジャスティス・スミスが主人公ティム、渡辺謙がヨシダ警部補を演じた。また、日本語吹き替え版でティムの吹き替えを担当した竹内涼真が、ポケモントレーナー役で本編にカメオ出演も果たした。監督は「グースバンプス モンスターと秘密の書」のロブ・レターマン。
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