胸が苦しくなる作品だった
アーカンソー州に住む主人公ジャレット
父は牧師で母と3人家族
一人息子のジャレットは愛情を一身に受けて育つが…
大学で寮に入り色々な事があるうちに気づいてしまう 男性に興味がある自分に
両親に打ち明けると牧師の父親はそれを受け入れる事ができずジャレットを『罪人』『病気』として矯正施設に入れてしまう
それを『治す』為に…
しかし矯正施設の実態は酷いものだった
悪魔に負けた人達 罪人 神に背くもの として
プライバシーも一切無く 持ち物も全て取り上げられ日記も禁止 セラピーの内容は両親にも話してはいけない トイレにも付き添いがなければならない 残酷に罵倒され大勢の前で辱められ心を病んでいく皆んな
ジャレットはこの施設に疑問を持ち恐怖さえ感じるように…
これからどうすれば良いのか…
悩むジャレット…
本当に観ていて苦しいし腹が立つし手を差し伸べてあげたくなる
しかしこれは実話が元になっている
アメリカにはこの様な矯正施設は数多くあるらしい
そして今でも多くの人たちが施設に送られている様だ
ありのままに生きられないって苦しい事だと思う
軽い気持ちで観始めたらメッセージ性のとても強い作品だった
たまにはこんなに考えさせられる作品も良いなぁ