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Love,サイモン 17歳の告白のchinaのレビュー・感想・評価

Love,サイモン 17歳の告白(2018年製作の映画)
5.0
1回目 2023/4/13
2回目 2023/12/4
3回目 2024/2/21

3回目の視聴!ずっとやろうと思ってた、カラオケのプロジェクタールームを借りてひとり上映会!🍿🎬📽画質はちょっとぼやけた感じになるものの大きくてプチ映画館なのがたまらなく楽しかった〜!定期的にやりたい

ディズニープラス独占から、最近Netflixに追加されて、見る人も増えることを期待してる!てことで3回目はNetflixで見て見た。
私激推し映画なので改めてレビューを書き直してみようと思います。

ゲイ→←ゲイ
ごく普通の高校生のサイモンは秘密を抱えていた。それはゲイであるということ。ある日、同じ学校に匿名でブルーと名乗るゲイがいると知る。サイモンがメールを送ることをきっかけに2人のメール上でのやり取りが始まる。しかし、同級生のマーティンにそのメールがバレてしまう。

LGBTQについて色々考えるきっかけにもなる映画。結構ライトだからこそ色んな人に見てもらいたい、いい作品。劇中でサイモンが「ゲイだけが(打ち明けるのを)やるのは不公平だ」と言う。
「私ストレートなんだ」「異性愛者なの」なんだか変な響きだけど、それが私たちが定着させてしまった“普通”だから。同性愛者がもっと自然と打ち明けられるような、もっと受け入れられる世の中になって欲しいと思わさせられる作品でもある。

名前も顔も知らないけど、メールをするうちにブルーに好意を持ち始め、正体を知りたくなるサイモンが、メールの内容を元に「あれ、こいつがブルーなのか?」「いや、違うな」って予想するにつれて、ブルーのメールを読む声(脳内再生)、思い浮かべる顔が変わっていく演出がすごく好き。
サイモンとブルーのやり取りがメインではあるものの、なんと言っても仲良し4人組の話も凄くいいんだよ。ただそんな仲良しグループが、サイモンの焦りをきっかけに崩れていくのは本当に見てて辛かった。だけど仲直りの仕方が4人の硬い絆を表してるよね。

そしてタイトル回収。(最高)

ブルーが君で本当に良かった。


本作のタイトルにも使われてる、メールや手紙の結び言葉。Fondly,とか、それこそLove,とか。使われてる言葉で2人の距離が縮まっていくのが分かるのが凄くいい。この要素がこの映画の1番のスパイス。日本は愛をこめて○○よりとかってあんまり書かないからちょっとロマンチックで羨ましさもあった。


長くなってしまったが、何が言いたいかと言うと🩷🩷🩷見て!!🩷🩷🩷ってこと。
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