このレビューはネタバレを含みます
前情報なしでしたが
構成から舞台が原作であることは
途中から気がつきました。
舞台だから許される独特の感じも残しつつ
映像としてまとめきれていることが
この作品の魅力の1つだと思います。
登場人物の心情がセリフで語られなくとも分かりやすく
次第に1本にまとまっていく感じが
このテイストの作品としては珍しいと感じました。
ただ、毎日拝むほど想いを募らせた娘が目の前に現れたとして
あれだけ冷静にしていられるものなのか
ちょっとキレイにまとめすぎたのではとも思いました。
個人的にはもう少し映像に寄りにしてしまっても良かったのではないかと思いましたが、これはこれで原作の空気を壊さない良い形なのかと思います。
お子さんがいて、離婚を検討されているお父さんは是非一度見てみて頂きたい作品です。
