マ・ドンソク主演のノワール作品。
『カジノ』のサング(ホン・ギジュン)がこの作品ではビョンシクというマブリー演じる刑事の後輩を演じていたり、同じく『カジノ』に出演していたホ・ドンウォンも刑事役で出演していると思っていたら『カジノ』と同じ監督作品だった。
二人の間にいる人がチェ・ミンシクからマブリーに変わったが、違和感なく楽しめた。
犯罪者だらけの都市で、その中でも一番強そうな刑事マブリーのパンチが炸裂しまくる。
ハンマーで手を潰したり、ナイフで首を刺したり、通常なら少し視線から外れて映るだろうシーンがちゃんと映るので、鳥肌が立った。
この作品でマブリーと対決することになるチャン役にユン・ゲサンが登場するが、今までの優等生的な人物のイメージから、5キロ増量し、日焼けした姿は悪人そのものだったし、韓国俳優さんたちのなりきり演技は素晴らしい。
犯罪者がとにかくやりたい放題で、激しい暴力描写がありながら、クスッとできたり、ガラスが刺さりながら骨が砕ける音の臨場感はすごかった。
マブリーたちのチーム力が本当に最高で、スカッとなる作品だった。
このシリーズのマブリー対決は次作も楽しみだ。