自分が貧乏旅行でシリアを訪れたことがあるのだが
街中の誰しもが挨拶をしてくれて、世界でもっとも好きな国になった。
それが今では国内内戦で国は崩壊状態である。
最初はアサド政権に対する民主化デモのはずだったのだが、徐々に過激化。
あの親切な人々も、歴史ある町並みも、すべてが消えてしまった。
この映画に登場するのはダマスカスの普通の一家族。
街は戦場となり、亡命の手はずを取っていた父親はスナイパーに狙撃されてしまう。
外では戦闘機や銃撃が鳴り止まず、家は女子供たちばかり。
もう母親がなんとかするしかない。。。。
こんな過酷な事実も昔の話ではない。ほんの数年前のことだ。
もちろん日本も他人事ではない。北から南から侵略国家の不穏な動きがある。
こんな状態となったら我々はどれだけ戦えるだろうか。。。