LeMasT

カットスロート・ナインのLeMasTのレビュー・感想・評価

カットスロート・ナイン(1972年製作の映画)
4.5
終身刑を宣告された7人の凶悪犯達の中に妻を殺した犯人がいることを知った軍曹。そんな軍曹の復讐劇を描いた、雪上マカロニウエスタンです。音楽はエンニオ・モリコーネ。

タランティーノが『ヘイトフル・エイト』を撮るにあたって、彼を奮起させた作品だそう✨

物語の設定上、残虐描写は容赦ないですね💦彼らのやってることといい、見せ方といい...。妻殺しの犯人は最後の最後まで分かりません。

邦題の"ナイン"というのは7人の凶悪犯達とブラウン軍曹、そしてなぜかいるブラウンの娘キャシーのことだと思います。

同じ囚人どうし、もっと仲良くしたら?😅って終始思ってました。協調性は皆無。一人一人我が強くて、喧嘩(というか殺し合い)ばっかりしています。

途中、ある出来事が起こってからのキャシーの表情が辛い。こんな碌でもない人間達と一緒にいるとそうなるよな〜。真相を知らないまま、このラストを迎えたと考えると心苦しいですが。

オチもしっかりしてて良かったです。
LeMasT

LeMasT