孤高のG男爵

ジョン・ウィック:パラベラムの孤高のG男爵のレビュー・感想・評価

3.8
【 男爵ジョン・ウォッチ Chapter 3 】

「平和を望むなら、
 戦いに備えよ( =パラベラム )」

まずは、復讐の復習を☝️笑

1作目は、
妻からの最後の“想い” を殺され、復讐。
2作目は、
妻との想い出が詰まった家を焼かれ、復讐。

本作は、
2作目のラストシーン直後から始まる。

主席連合から除名処分となり、
世界中の殺し屋から命を狙われる身となった、
手負の虎ジョン。
彼の生きる道を探す旅が本作の内容。
次作で描かれる復讐の根元となる話である。

馬キック最強!🫏
直後の馬チェイスも見応えアリ!🐎🏍️
その他のアクションも、
前2作と同様めっちゃ迫力がある👍

が…。

本作は自分的にはトーンダウン😅
1〜4を1本のストーリーとして捉えると、
本作は“中弛み” に該当するように思う。

前2作のように、
明確な復讐の構図が無いのが原因かな…
本作単体で“復讐の動線” が欲しかった😔

因みに、
ジョンの復讐は前作で完了しており、
次作の『コンセクエンス』は、
本作ラストで芽生える、
新たな復讐を果たす物語である。

前作から登場の、
ローレンス・フィッシュバーン。
自分の目にはモーフィアスにしか見えん!
いつ⚔️出すかとドキドキするわ。笑
加えて、本作はハル・ベリーも登場!
そのスタイリッシュなアクションは、
一見の価値アリ👌

終盤の1シーン。
登場した時から個人的には、
3mクラスの死亡フラグ立ってたキャラが、
殺されずに立ち去ってビックリガッカリ😔
さて、誰でしょう?(ヒント:カリアゲ)

シリーズを通して言える事やが、
ヒロインの登場しないアクション映画は、
非常に珍しい。
眼福目当ての単細胞野郎を、
ヒロイン無しでここまで楽しませるのは、
本作を含めたシリーズが、
如何に優れてるかって事の証左☝️

1本のアクション作品としては、
余裕で普及点以上の面白さではある🈴
けど、
シリーズとして捉えたスコアは、
前述の理由で若干下がる⭐️⤵️
孤高のG男爵

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