ぴよ2522

サイゴン・クチュールのぴよ2522のレビュー・感想・評価

サイゴン・クチュール(2017年製作の映画)
3.5
初めてのベトナム映画。
主人公は1960年代のベトナムで9代続く老舗のアオザイ仕立て屋の跡取り娘のニュイ。
ファッションに夢中で古くさいアオザイには見向きもしない。
傲慢で自己肯定感めっちゃ高いヒロインが現代にタイムスリップして未来の自分や環境を目の当たりにして奮闘する物語。
途中からプラダを着た悪魔が出てきた(笑)
プリティウーマンもあったな。
ニュイのファッションもアンハサウェイ同様とても素敵で眼福。

アオザイは民族衣装の中でも特に好きでいつかベトナムで作りたいと思ってたことがあり、見ているだけでテンションが上がりました。
民族衣装は現代風にアレンジされたものよりクラシカルな方が素敵だと思う。
アオザイは女性のラインを本当に美しく魅せるわー。
40箇所くらい採寸するって昔聞いたような?
太れない痩せれないストイックな民族衣装だな。

お話はテンポよく進むし画面がポップで好き。
良い意味で軽く観られる。
未来のニュイがあき竹城さんに見えちゃった。
ベトナムに行きたいなぁ。
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