メラン28号

トリノコシティのメラン28号のネタバレレビュー・内容・結末

トリノコシティ(2017年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

原曲であるトリノコシティが高校の時から大好きで、40mpさんが音楽を担当され、さらに前評判も良かったので期待して観に行きました。
一言でいえば残念でした。
世界観と音楽を無理やり合わせているみたいで、世界観に入りこみきれません。盛り上がりシーンがありすぎて、そこも微妙でした。死を扱うにしては軽率で、作品自体が浅い。音楽もOPのトリノコシティとピアノアレンジは良かったのですが、その他のBGMが盛り上がるたんびに同じような雰囲気のものが流れてきて、辟易してしまいました。
一番よくわからなかったのが、弔屋がアイヌ語の名前を持っていたことです。それからアイヌ文様もところどころ出てきましたが、その説明もないので、投げやりすぎる設定かなと思いました。
トリノコシティという素敵な素材がありながら、脚本がそれを生かしてきれていないのが、本当に残念な作品でした。
メラン28号

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