チャールズ・ブロンソンの大ヒット復讐アクション「狼よさらば」をブルース・ウィリス主演でリメイク。妻子を襲われた主人公が、頼りにならん警察をほったらかして悪党どもを追いつめる。
監督のイーライ・ロスは血まみれ低予算ホラーが大好きでクエンティン・タランティーノや「映画秘宝」関係者のお気に入りというイメージ。
しかし自身の監督作は端正かつ真面目としか言いようのない仕上がりで、そこが個人的にはあまり合わない。別にジャンクな味わい絶対主義とかでもないけど俺ってミーハーなんだよな~。
イーライ氏について彼の傑作とされる「ホステル」シリーズや「キャビン・フィーバー」、「グリーン・インフェルノ」を見ないでこんなこと書くのもアカンのだろうが。
善行が報われない事への怒り(そしてそこにこだわり過ぎる危険性)というテーマはよく伝わるし監督の誠実さにも好感が持てる。
主人公の娘を演じるのはモデル出身のカミラ・モローネ。若いモデルとしか付き合わない、所謂「25歳ルール」が噂されるレオナルド・ディカプリオの恋人だったことで有名…などと書くと失礼すぎるのだが見逃していただきたい。こういう口の大きなリヴ・タイラー系統の美人ってなんかアンバランスかなーと思いつつ結局気になっちゃうやつ。真剣交際が囁かれつつもう別れちゃったらしいけど、最近のファッション誌でのグラビアなんかも全然エロ可愛くて悔しいジェラス感じちゃうビクンビクン。