ディズニー・アニメーションの名作のひとつ。
おおきな耳をもつ象、「ダンボ」。
アニメ版とは登場キャラなどは大きく変わっているものの、ダンボの伝えるメッセージは変わっていませんでした。
オープニングで映る名前はティム・バートン！
移動サーカスの汽車が走りゆく、そのビジュアルはまさにティム・バートン！！
ちょっと廃れたサーカスやカラフルなテーマパークとティム・バートンの相性が抜群過ぎる！
そして、耳のダンボ！！
想像よりも可愛いくて良かった！！
お目々がクリクリでキラキラしてて本当に可愛いけど、母親から離されて芸をさせられる境遇がよけい可哀想に感じる…。
アニメ版のように話せる訳じゃないけど、ちゃんと表情ですべてを伝えられている所に驚きと感動を覚えた。CGの進歩と制作側の努力を強く感じました。感謝ですね…。
キャストたちも面白いw
ダンボの調教を任されるのがコリン・ファレル演じるサーカス出身の元軍人ホルト。戦地から帰ってきたばかりの時は、居ない間に母親を失った子供たちと心を通わせられず、コリン・ファレルが良く演じる「ちょっとダメな男」っぽい感じもあったけど、ダンボやその後出会うエヴァ・グリーン演じるコレットとの関わりを通じて、子供たちを理解して成長していく様子は涙腺を優しく崩壊させてくれました…。
エヴァ・グリーン演じるコレット。相変わらずミステリアスで威圧感を感じさせるものの、時に見せる本当の表情に心を掴まれました。空中ブランコのシーンは本当に魅了される…。
エヴァ・グリーンの美貌と大きなお目々は、ティム・バートン作品にぴったりw
そして、ヴィラン的な役割のテーマパークの社長を演じるのがマイケル・キートン！！
「ビートルジュース」「バットマン」とティム・バートンと組んできたマイケル・キートンだけど、今作はまた違う、胡散臭さのある社長キャラで最高でしたw
そしてダニー・デヴィート！
「ホーンテッドマンション」にも出てたけど、ディズニー作品に相性抜群なおかしさと可愛さを兼ね備えている最高な役者です！！
ティム・バートンとも相性良さそうなので、また出てほしいです！
ティム・バートンの永遠の相棒、ダニー・エルフマンの音楽も素敵でした！！
ディズニー作品のリメイクということで、ティム・バートンの鬼才な個性を感じる作品とまではいきませんでしたが、「ダンボ」がティム・バートンの手で実写化されたことに感謝です！
