観ていて非常に辛い気持ちになる作品でした。演出的なやり過ぎな“血”があったからちゃんと観られたのかもしれません。雪の白さとのコントラストは綺麗です。
様々な展開に心の中で“てめぇ等の血は何色だ”となんど叫んだか分かりません。笑
そのせいか中盤の覚醒(？)シーンには声が出るほど上がりました！
ただそこでクライマックスを迎えないのがこの作品の魅せ方の上手さの様に感じました。
何より山田杏奈さんの存在感が抜群で、良い意味で彼女のための作品でもあるなと感じました。
アングルによって顔の印象が変わるのも魅力的でした。
表情や雰囲気が『キャリー』や『モールス』の時のクロエと被ってしまう時があって、クロエと同じく血が似合う女優さんだなとも思いました。実際、口唇のあたりが似てませんか？？
因みに、紅く血まみれは内藤監督の癖みたいです。イベントでご本人がおっしゃっていました笑
