かえるのエリー

女王陛下のお気に入りのかえるのエリーのレビュー・感想・評価

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)
3.7
「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」を観に行った→「哀れなるものたち」が大々的にポップアップ→一目惚れ、絶対観たいと調べる→監督の過去作から本作を知る→主演が「ウォンカ〜」で強烈な宿屋の女将を演じていたオリヴィア・コールマンだった。出会いって面白い。



以下ネタバレ感想



これはコメディか?
Disney+記載のジャンルを信じて観始めちゃったから、気持ちの切り替えに時間がかかった(ちなみにもwikiもそう書いてある)。

女王のオキニの座を死守しようとする者と奪おうとする者、女同士の戦いはまぁ〜恐ろしい。それをエマとレイチェルが演じる画面の濃さよ。そして身体を献げる相手・オリヴィアのくたびれっぷりもなかなかだ。

女子校にも縁がないし、「大奥」も観たことないけど、こんな感じなのかな? 国の未来を想う者が己の利益しか考えてない者に追い出されたものの、最後の最後に女王が気づいたのは救い。

歴史物の醍醐味はセットと衣装。史実を追いながらも、当時は無いデニムのドレスを作ったのは新鮮。クレー射撃の元祖って鳩だったことも学んだ。



余談
ニコラス・ホルトって要潤に似てる(笑)