かえるのエリー

ファンタスティック・プラネットのかえるのエリーのレビュー・感想・評価

3.0
そのサムネの強さからずーーーっと気になっていた作品。ようやく鑑賞したものの、想像の斜め上の遥かに遠くすぎて、そういう物が割と得意な私も置いていかれました。。。キャオス!!!



以下ネタバレ感想



主人公は青い宇宙人みたいなの(=ドラーグ人)と思いきや、彼らに飼われている小さな小さな人間。母親を目の前で殺された赤ん坊の男の子テールが成長していく。

色鉛筆で塗られた様な色彩の世界は、とにかくエピソードがブツブツと切れて、なんとなく5分程度の話を次々とくっつけた感じが全然面白くなく、15分くらいでやめようかと思ったが、テールがドラーグ人の知恵の輪(!)を盗み、他の人間と合流してから話が動き出す。

「進撃の巨人」って読んだ事も見た事もないのだけどこんな感じ?やがて人間vsドラーグ人の戦いが始まる。ドラーグ人は瞑想する文化があり(その間は赤い目から黒目が消えるのが面白い)、まさかラストにそれが伏線となってたとは。

衣装から生き物のフォルムなど、全てが独特。人間の走り方が可笑しい。女性が大体片乳、村長は両タレ乳(笑)

何故かわからないが、無性に伊藤潤二のマンガが読みたくなってきた。ちなみに今、世田谷で伊藤潤二展やってます。