EUフィルムデーズin京都文化博物館フィルムシアター。
『お母さん/EMA』を観賞。2016年エストニアの作品でタイトルからは想像もつかないダークな感じ。銃で撃たれ昏睡状態の息子とその家族、そこへお見舞いに来る人々と大金をめぐっての犯罪ミステリー。これは犯人探しが監督からの挑戦状。
たくさんの人が息子のローリに会いに来るけど、初めは誰が誰やらさっぱりわかんなくて、来た人皆が「お母さん」が淹れてくれた珈琲とお菓子をとても美味しそうに食べるんですよね。
エストニアの可愛い食器と共に、、
そのうちに人間関係が分かってきて、皆が怪しく犯人に思えてくる。
お金が絡むと人間の嫌な部分がむき出しになって、皆が怪しく犯人に思えてくる。
登場人物全ての人に監督は課題を与えたの、、「罪悪感をもって演じて欲しい」と。
なので、犯人は監督からの挑戦状ですな。
ローリは町一番のハンサムさんの設定で、父親も若いときはかなりのハンサムだったという設定なだって。なので似た顔の人を持ってきたって言うのだけど、全く似てないの(笑)
エンディング曲が良くってね、警察官役の方が作詞、作曲し、歌っている。
16日間で撮り終えたとは思えないほどの優れた仕上がりになっている。