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リキシャ・ガールのakekokkoのレビュー・感想・評価

リキシャ・ガール(2021年製作の映画)
3.8
大阪アジアン映画祭

バングラデシュの作品で【リキシャ·ガール】atシネ・リーブル梅田。

病気の父の病院代を稼ぐために、一生懸命に、強く生き抜く姿が痛ましい。

男性じゃないとリキシャを引く事が許されないなんて、ここにまだ男尊女卑の風習が残っているのだなと思い知らされます。

路上で暮らす幼い子供たちや、貧しい立場の労働者を描いてました。

前に聞いた話で、バングラで有名なグラミンバンクが貧しい人達に融資をし、そのお金でリキシャを買い、儲けた分から少しづつ返済していくという初の試みをしたと。私がグラミンバンクに訪ねた時、丁度借りに来ていた人達が居ました。
全員女性の方でした。

父が褒めてくれたナイマの描く絵がリキシャに描かれ、それがナイマ家族を救うことになる。
良かったね。

ナイマは自分の主張がきちんとできる強い女性で、私にはできないなと思わせるシーンがたくさんありました。

昨日バングラデシュから来日された、監督とプロデューサーのお二方の舞台挨拶がありました。 
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