北村将大

ロスト・イン・パリの北村将大のレビュー・感想・評価

ロスト・イン・パリ(2016年製作の映画)
4.5
自分記録用

パリの街並みと人々の生活を知ることができた自分な好きな映画だった。
緑色のゴミ箱、地下鉄、街角の一角、パリに行ったみたいにパリの日常を映し出していた。
また、人々の描写は喜劇適宜で、ミュージカル要素があり、音楽も映画に没頭させてくれるものだった。
ところどころで、パリ人らしさを取り入れており、写実的だった。ディナークルーズのシーンでは、ネクタイ着用が必須なものの、金を渡せば入れてくれてたり、みすぼらしい格好をしてる主人公に対し、露骨に意地悪をしたりするシーンは、いかにもパリらしい。ランドリーで、主人公が眠っていても、興味がないのか、一切気づかないというシーンも、自分しか興味ないフランス人らしいところだった。どんな状況でも踊りだすところは、少しラテン系なノリだが、ミュージカル調の映画の影響か。
何かメッセージ性があるかといわれたら、そうでもないが、人生いろんなことがあるが、いちいち気にせず目の前のことに対応していけば、いい人生になるということを見られたと思う。
北村将大

北村将大