マッシモ

賃走談 2号車のマッシモのレビュー・感想・評価

賃走談 2号車(2014年製作の映画)
2.5
タクシーを舞台にしたオムニバス系怖い話。第2弾
前作で既にネタ切れ気味なのによく作ったなと思う一作。

ストーリーと簡単な感想。

「帰ってきた女」3.0
酔っ払いを送り届けた運転手。酔っ払いが最後に吐いたこの辺り(幽霊が)出るぞ的な発言が気になりながらも帰路についた。すると帰り道、すぐに若い女がタクシーを止めてきた、なんでも男と喧嘩してドライブ中の車から降ろされてしまったとのことだが…。

送り先が男の家と言うあたりに殺意と闇を感じる。今回の運転手は人助けしたと思って胸張っていい。

「チィちゃん」2.0.
今回は、幼い娘とその母親が主人公。ある日タクシーを使って家に帰ると娘の熊のぬいぐるみのリボンがないことに気がつく。タクシー会社に忘れ物として電話してみるも。そんな乗務員はいないと言われてしまう…。

通しで見てきて初の運転手以外が主役のホラー。ありきたりだなぁという印象。また、幼い娘を狙うロリコン運転手が最低という印象。

「繰り返す最後の記憶」2.0
ある女子高生が帰宅後窓の外を眺めていると不審な男がタクシーから降りてくる…。

モノクロ作品。タクシーだけだとネタがきついなといい加減気がついた模様。ついにほとんどタクシー関係ない話になってしまった。

「怪談タクシー」3.5
就職の最終面接に遅れそうな女子大生が主人公。
真夜中みたいな暗い中をタクシーを拾って会場に向かう。道中、スカイツリーを全く知らないと宣い、取り出した携帯はツーカーと言われても信じそうなレベルのロートル。果たして正体は…?

設定はいいんですが、ショートショートな都合上あからさま過ぎるなぁという印象。でも、嫌いじゃないです。

以上です。まぁ暇つぶしBGMにはなります。
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