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リュミエール!のmanaのレビュー・感想・評価

リュミエール!(2016年製作の映画)
4.0
授業で鑑賞!
1895年12月28日、パリのグラン・カフェでリュミエール兄弟が発明したシネマトグラフによる映画上映が行われた。[映画誕生の日]
一人で覗くように見るのがエジソンが開発したキネトスコープ、みんなでスクリーンで見るのがリュミエール兄弟が開発したシネマトグラフ。

現代サブスクなどの配信サービスは人と映画をより近づけるものになったが、シネマトグラフ特有の文化を引き継いでいるとは思えない。シネマトグラフを映画の誕生日とするならば、私たちがスマホで見る映画は映画鑑賞もいえるのだろうか(?)

初期は、映写機が真ん中にありその装置から出る光すら楽しんでいた。また当時は1分以内程度の映像が限界でそれを繰り返したりすることで尺を稼いだ。
当時、列車の到着を見た観客は轢かれるかと思ったほど動画が動くことは衝撃的なことだった。現前した。一方で人為的で現実のコピーでしかない動画(映画)は、芸術か問われることとなった。現代に近づくにつれて長さを持ち、人の心を掴むとこを考え始める。物語る。

「映画」と「列車」
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