ロックスターものってやっぱ基本素行が悪くてやることがメチャクチャな人たちのほうが話や絵面が面白くなるからそっちに行きやすいものだけど、たとえばモトリークルーの「ザ・ダート」だとかN.W.Aの「ストレイト・アウタ・コンプトン」だとかと比べるとやっぱクイーンはメンバーがみんなインテリで育ちが良いので言動も常識的だし喧嘩するのも行儀がよろしい。コーヒーマシン投げつけようとして「それはよせ」って言われて思い留まるのとかめちゃくちゃ良い。他のロックスターならまあだいたい投げてる。
映画としても完成度高いと思うけれど、何よりも前にクイーンの曲がマジで良いのでこの評価なのだという気はする。
あと字幕はたしかに超残念だった。Radio Gaga には脱力してしまったよ。
