きのはる

メリー・ゴー・ラウンドのきのはるのレビュー・感想・評価

メリー・ゴー・ラウンド(1981年製作の映画)
1.0
訳わかんなすぎてマジで苦痛だった。見たことないけど裸のランチとかこんな感じなのかなとか思った。
女に呼び出された妹と彼氏が何故か姿を見せない女を探すくだりはミステリーっぽくてそこそこ良かった。そこがピークだった。冒頭のほんの30分以下までかな。
その後は苦痛だった。女は誘拐されるんだけど、妹も男もやたら冷静なのには笑った。シュールギャグなのかもしれない。マジで意味わからん。それに長い。
あとなんか心象風景みたいなのが長い。男が森をめちゃくちゃに走り回って白馬に乗った西洋甲冑の騎手に追いかけ回されたり妹から犬をけしかけられたり。
妹の方の心象風景もあって、そっちは延々と砂浜を滑って蛇に巻きつかれたり、海辺で男に狙撃されたり。それも別に面白いわけじゃない。シュルレアリスムと言うにも限界があるぞ。もっとコンパクトにまとめろよ。
日本の映画は言葉で説明しすぎるとか言うけど、この映画は雰囲気で察しろが過ぎると思う。
女と妹の死んだ父の遺産(?)を巡る旅っていうのが一応ストーリーなんだろうけど、それにしてもワケワカメ。映像が綺麗ってわけでもないし。見てる間ずっとBLのこと考えてました。あと妹のビジュアルがスケバン刑事に出てきても違和感なさげだなとか考えていました。
「世の中にはこんな映画も存在するんだな」っていうことを学んだのが唯一の収穫かな。まあこんな映画、映画館で見るんじゃなきゃ絶対に途中で見るのやめてるし。こういう映画を最後まで見ることができる(強制)のが映画館の良いところだよねって話。は〜〜〜〜疲れた。いかんせん長い。
きのはる

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