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冬の旅のnobueのレビュー・感想・評価

冬の旅(1985年製作の映画)
4.2
彼女はあそこで死ねて幸福だった。そうとしか言えない作品を成立させてるのは初めて見たかもしれない。

孤独を選び、決して誰にも自分を救わせないという選択はある意味で誠実だが、貫くと人生は本当に殺伐としてしまう。

ドラマが成立するためには、人物が、今日より明日を良くしたいとか、誰かの信頼を得たいとか、先に向かった欲を持ってないといけないんだと思った
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