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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男のkazu1961のレビュー・感想・評価

4.3
「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」
原題「Darkest Hour」
2018/3/30公開 イギリス作品 2018-090

いやぁ心が震える作品ですね!!心底のめり込んで、ジョージ6世との会話、民衆との対話のシーンそしてラスト近くの演説、感動すらしました。
「我々が求める、時代のリーダーとは」という問いに対する答えがこの映像にあるのでは、と思います。
歴史的な決断をするために悩みに悩んだ結果、最後に民衆の声を聴きいれます。人の声を聴き入れる度量を持ったリーダーなんですね。そして何より言葉を持ったリーダーでした。ラスト近くの演説のシーンにはグイッと引き込まれました!!
言葉を大切にした脚本と見事な演技、陰影のある映像、素晴らしい作品です。
勇気をもらえるそんな一本ですね!!
何よりもゲイリー・オールドマンの演技が圧倒的で素晴らしいの一言です。
ゲイリー・オールドマンのメイクは日本人彫刻家、辻一弘氏が行ったものなんですね。辻は2012年に映画の仕事を引退しており現代彫刻家として知られるようになっていまひたが、本作ではオールドマンからの直々のオファーによりオールドマンの特殊メイクのみを担当したそうです。

名優ゲイリー・オールドマンがイギリスの政治家ウィンストン・チャーチルを演じ、第90回アカデミー賞で主演男優賞を受賞した歴史ドラマ。チャーチルの首相就任からダンケルクの戦いまでの知られざる4週間を、「つぐない」のジョー・ライト監督のメガホンで描いた。チャーチルを支える妻クレメンティーンに「イングリッシュ・ペイシェント」のクリスティン・スコット・トーマス、秘書エリザベス役に「ベイビー・ドライバー」のリリー・ジェームズ、英国王ジョージ6世役に「名もなき塀の中の王」のベン・メンデルソーン。脚本は「博士と彼女のセオリー」のアンソニー・マッカーテン。アカデミー賞では主演男優賞のほか、オールドマンの特殊メイクを担当した日本人メイクアップアーティストの辻一弘らがメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した。
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