西ヨーロッパの国々が次々とドイツに降伏し、イギリスの陸軍はもはや力なく、ダンケルクは陥落直前。ドイツとの和平交渉を進めるか徹底抗戦するか。戦時内閣の指揮を執ることになったチャーチルが歴史的な決断を下すまでの日々を描いた作品。
彼の決断がなかったら、第二次大戦は全く違う結果になっていたかもしれない。長い政治家人生の中で色々な決断をしてきたと思うけど、そのワンポイントにスポットを当ててるところがよかった。「その時」をドラマチックに描いていて、イギリス人ではないけど高揚します。
思ったことはすべて口に出し、空気を読むことはしないので敵は多かっただろうけど、あれだけの勇気ある決断ができたのはやっぱりほかの政治家と器が全然違ったのだと思う。今の日本にこのくらいの人がいてくれたら。。
ゲイリー・オールドマンがもはやチャーチルにしか見えない。
ゲイリーの演技も日本人のメイクさんも見事！
欠点があるから強くなれる
迷いがあるから賢くなれる
成功も失敗も終わりではない
肝心なのは続ける勇気だ
