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ヘルタースケルターのkazu1961のレビュー・感想・評価

ヘルタースケルター(2012年製作の映画)
2.8
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2021-605 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋『パッチギ』の純粋なキョンジャは何処に行ってしまったんだろう。。。『パッチギ』を観てから当時は沢尻エリカのファンになり、その後色々な物議を醸して、5年ぶりの映画出演が本作でした。公開当時本作を観て、一番心で思ったのが冒頭の言葉。。。

🖋それはさておいて、沢尻エリカ5年ぶりの映画出演とあって並々ならぬ想いで、原作を描く以上、必然となるヌードとエロにも堂々と挑んだ作品です。結果、やはりストーリーはさておき、沢尻エリカを愛でる作品であることには間違いありません。R15+指定、物議を醸した後の沢尻エリカともオーバーラップするのは私だけでしょうか。。。

🖋本作、岡崎京子の伝説的コミックを沢尻エリカ主演、蜷川実花監督で実写映画化した作品です。全身美容整形=「目ん玉と爪と髪と耳とアソコ以外は全部つくりもの」という秘密を抱えモデルの頂点に君臨するヒロインの際限のない欲望と転落への道のりを、過激な性愛描写と極彩色のヴィジュアルで描き出した衝撃的な作品です。

🖋ストーリーの根底のテーマはまだ評価できるのですが、沢尻エリカを愛でる以外は、蜷川実花監督の 原色バリバリの映像やギャル達の声の挿入、そして過剰なクラシック音楽が個人的にはノイジーで作品全体としては鑑賞するのが少ししんどい作品でした。ましてや、クライマックスの記者会見のシーンは個人的には全くのNGでした。。。少し残念な作品です。

😣Story:(参考:yahoo movies )
トップモデルとして芸能界の頂点に君臨し、人々の羨望(せんぼう)と嫉妬(しっと)を一身に集めるりりこ(沢尻エリカ)。だが、その人並み外れた美ぼうとスタイルは全身整形によってもたらされたものだった。そんな秘密を抱えながら弱肉強食を地でいくショウビズの世界をパワフルに渡り歩く彼女だったが、芸能界だけでなく、世間をひっくり返すような事件を引き起こし……。

🔸Database🔸
・邦題 :『ヘルタースケルター』
・原題 : ※※※
・製作国 : 日本
・初公開 : 2012
・日本公開 : 2012/07/14
・上映時間 : 127分
・受賞 : ※※※
・監督 : 蜷川実花
・脚本 : 金子ありさ
・原作 : 岡崎京子
・撮影 : 相馬大輔
・音楽 : 上野耕路
・出演 : 沢尻エリカ、大森南朋、寺島しのぶ、綾野剛、水原希子、新井浩文

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
第8回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した岡崎京子の同名コミックを、写真家・蜷川実花の監督第2作として実写映画化。主演は「クローズド・ノート」(2007)以来5年ぶりの銀幕復帰となる沢尻エリカ。究極の美貌とスタイルを武器に芸能界でトップスターとなったモデルのりりこだったが、その美貌はすべて全身整形で手に入れた作り物だった。そんな誰にも言えない秘密を抱えながらも、人々の羨望の的となり欲望渦巻く世界をひた走るりりこは、やがてある事件を巻き起こし……。
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