ペルシャ湾に浮かぶキシュ島
海の存在
神の存在
人間の存在
イラン監督オムニバス
素朴なストーリー3話
☆「ギリシャ船」
ナセール・タグヴァイ
海面に散らばる漂着した段ボール
意志があるように海面をすべり絵を描く
kodakの文字とかオシャレ
海の向こう側の人の物だから
取り返しに来るのでは
考え過ぎておかしくなって
変な霊が取り憑いてしまった妻
夕暮れの船の甲板
段ボールを捨てる人影
じんわり愛情
洗われるように気持ち良いです
★「指輪」アボルファズル・ジャリリ
鉄と海
島で働きながら必死にお金を稼ぐ青年
貝殻を型に鉄を固める
その錘が下がる越しに向こうに見える海
息を呑む美しさ
単調さが最高に素晴らしい
☆「ドア」モフセン・マフマルバフ
だまし絵のような空が広がる
平面から入って立体化していく不思議な構成
透き通る空と大地のコントラスト
浮かびあがる存在
何処から来たんだろ
青と白の境界線
扉だけを背負って歩く男
郵便配達が声をかける
男は立ち止まり扉を開けて顔を出す
静かに笑える
扉をノックすると開く
そこから見える青い空間
扉をはさんで向き合う人
面白い
マフマルバフ監督は
「パンと植木鉢」も素晴らしかった
☆再投稿のため以前にいいね!
して下さった方ごめんなさい。