ヴェルヴェっちょ

氷菓のヴェルヴェっちょのネタバレレビュー・内容・結末

氷菓(2017年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

原作が熱烈な支持を集める青春学園ミステリーだけに、実写化の壁は厚く、プレッシャーも尋常じゃなかったろうな。

「やらなくてもいいことなら、やらない」という省エネ主義をモットーとする折木奉太郎(山崎賢人)は、入学したばかりの神山高校でも平穏な日々を望んでいたが、姉の命令で廃部寸前の古典部に入るハメに。ある事情から古典部に入部してきた美少女・千反田(ちたんだ)える(広瀬アリス)と出会った奉太郎は、好奇心の塊のような彼女の行動に巻き込まれ、学園内で起こる不思議な出来事を持ち前の推理力で次々と解き明かしていく。そんなある日、えるは奉太郎に「10年前に失踪した伯父・関谷純が残した言葉を思い出させてほしい」という奇妙な依頼をする。

まぁ、ミステリーやし、アオハルものやし、「都合がよすぎるやろ」という点には目をつむるとして。 全体的に、渋めというか、飛び道具に頼らず、地道にストーリーを展開させていくところはよかったと思います。