かなり雑だし、コミカルさとシリアスさがうまく溶け込んでないようにも感じましたが、全てパワーでねじ伏せるという空気が、映画の中に充満していて、そんなことどうでもいいんだよって、ずっと耳元で囁かれているような、そんな映画でした。
昔の、そう、昭和の映画って、こういう、なんとも言えないパワーを持った映画がいっぱいあったような気がします。
松田優作は、今、改めて思うのは、そんなにイケメンじゃないよなーってことです。(笑)。
でも、凄くかっちょいいんですよね。雰囲気が凄まじいからかなー。
この映画では、かなり走っていますが、それもまた凄いというか。縦横無尽に駆け回る松田優作を観るだけで、本当にそれで十分なんじゃないかなと思わさせられます。
ヒロインの人の体は好みでした。スレンダー万歳。