ももさく

ザ・クライアント 依頼人のももさくのレビュー・感想・評価

ザ・クライアント 依頼人(1994年製作の映画)
2.5
母親が仕事に行く為、兄弟は留守番となる。母親のカバンからこっそりタバコを抜き取ったマーク。行っちゃ駄目と言われた森に兄弟は行く。

兄弟は車の中で排ガス自殺をしようとしている男を見てしまう。マークは男に見つかり車に引きずり込まれる。そこには銃もあり、正気でない男に突きつけられる。車内は排気ガスも充満…。

なんだかんだあり男は自殺。リッキーは恐怖で心が病んで入院してしまう。

マークは死体を見た少年として新聞に書かれ大騒ぎとなる。

レジー・ラブ弁護士の元を訪れたマークは力を借りる事となる。




レジー・ラブ(スーザン・サランドン)半分以上は裁判に勝ってきた弁護士。離婚歴あり、子供あり、アル中経験あり、喫煙もする。元夫は医師。

ロイ・フォルトリッグ(トミー・リー・ジョーンズ)検事。聖書が好きで法定で聖書の言葉を引用する為、牧師とも呼ばれる。

マーク・スウェイ(ブラッド・レンフロ)母親と弟とトレーラーで暮らしている。子供だがタバコを吸っている。母親には従順。

リッキー・スウェイ(デヴィッド・スペック)ホラー映画など怖い事が苦手であり神経が繊細なマークの弟。

ダイアン・スウェイ(メアリー=ルイーズ・パーカー)マークとリッキーの母親。気が強い。仕事はクビにもなり貧乏生活。

バリー・マルダーノ(アンソニー・ラパーリア)マフィアの殺し屋。

ハリー・ルーズベルト判事(オジー・デイヴィス)判事。

クリント・フォン・フーザー(アンソニー・エドワーズ)レジーの同僚で、いつもレジーの味方。

ジェイソン・マクスーン(J・T・ウォルシュ)FBI。

ラリー・トルーマン(アンソニー・ヒールド)FBI。

トーマス・フィンク(ブラッドリー・ウィットフォード)検事補。

ジョニー・スラーリ(ロン・ディーン)ハリーの叔父。

ママ・ラブ(ミコール・メルキュリオ)レジーの母親。

ジェローム・"ローミー"・クリフォード(ウォルター・オルケウィック)ある殺人事件の話しをマークにした弁護士。

スリック・モーラー(ダン・カステラネタ)病院のリッキーを勝手に撮ったデリカシーのない新聞記者。

ナッサー警部(マーク・キャバス)マークを拘留した。

グロンキー→バリーの部下。

ボイエット→バリーに殺された議員。

他→グリーンウェイ医師(ウィリアム・H・メイシー)ポール・グロンキー(キム・コーツ)ハーディ巡査部長(ウィル・パットン)ジャック・ナンス(ジョン・ディール)ドリーン(キンバリー・スコット)カレン(エイミー・ハサウェイ)クローデット(ジョー・ハーヴェイ・アラン)ハリー・ボーノ(ウィリアム・リチャート)ギル・ビール(ウィル・ザーン)患者(トム・ケイジー)廷吏(ジェフリー・バックナー・フォード)受付嬢(ルビー・ウィルソン)盗聴FBI局員(トミー・クレスウェル)。



ずーっと見たくてClipしてた作品。たまたまテレビでやっていたので録画して鑑賞。

簡単に言えば聞いちゃいけない事を聞いちゃって、しかも言うなと脅され命を狙われる子供の話し。

メンタルやられるなら普通兄の方じゃんって思う。なんつーか、しっかり者で冷静でメンタルが強く、弟を馬鹿にしてたけど実は、ちゃんとお兄ちゃんしてて。口も悪いし嘘もつくけどピンチの時の行動も的確。悪く言えば嘘つきでずる賢いとも言える。怖いよ…って言う事もあるんだけど根本肝がすわってんなって感じ。

そんな子役の彼を演じるブラッド・レンフロは「マイ・フレンド・フォーエバー」に出てましたね。25歳の若さで亡くなられたようです。

      「何故嘘を言ったの?」

「母親が同席しないのに質問しようとしましたね?」

頬の傷、リングの血、ソーダの缶、録音、アライグマ、コンパスのネックレスも印象的。

吹き替えで見たんですけど藤田淑子の声いいですよねぇ。レジーが何故マークを子供扱いせずまともに話しも聞き、安い金で引き受けたのかは個人的感情から放っておけなかったんだろうな。こんな生意気な子供に自分の本心を語るってのも、ある意味凄い事にだし。

調べてたらリッキーの声は、伊藤淳史なんですね。

「メン・イン・ブラック」のシリーズが大好きなのでトミー・リー・ジョーンズは知ってましたがメン・イン・ブラック以外の作品ででてるの見るのは初でしたね。生クリームみたいなミルク飲んでたしクセのある役でした。

今の時代ではあり得ない幼い子供がタバコを吸うシーンがど初っ端からあるのが時代の変化を感じつつ、それが通っていた時代があったのにも驚く。

内容は、どうって事なかった感じで少しガッカリしたけど役者達の演技を楽しめたから良しとしました。